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がんばれ東宮職!
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日本を代表されるただおひとりというお立場の皇后さま、そんな最高の着手に巡り合えるということは、デザイナーにとってどれほどの励みになるかわかりません。

★皇后さまは、いつでも、そしてどこから拝見しても、そのお姿にまったく隙がございません。

★私は、以前から皇后さまには、皇后さまおひとりのスタイルを持っていただきたいと思っておりました。(略)私が皇后さまに、そのように申し上げましたところ、「それがよろしいですね。私も同感です」とおっしゃられました。

★皇后さまのお洋服をおつくりするにあたって、心がけておりますことは、皇后さまというただお一人の方であるというお立場やお役目にふさわしい服をお作りするということ。

★皇后さまは、日頃は驚くほどにつつましく、贅沢をされませんが、ことある時には、皇室ならではのご立派な装いをごく自然になさいます。

★決して日本調だけにとどまらず洋装に溶け込むように作らせていただいております。(略)まさにただおひとりのお立場である皇后さまのためのスタイルであると思っております。

★皇后さまは、いつも明るく自然にこなされ、お人柄からあふれる微笑みが、何よりも、お服をより美しく引き立てているように感じております。

★私にできますことは、お忙しい公務の合間をみて頂く仮縫いのお時間をできるだけ短くして、少しでもご休息のお時間にしていただけるように努めることぐらいでしょうか。

繊細にお見受けする皇后様ですが、芯はご丈夫なのでしょう。女官さんたちのお話ですと、御気分が悪いとか、頭痛がするとかでお休みになることは、全くといっていいほどなく、日程のキャンセルもほとんどないとのことでした。

★皇后さまのお洋服を作らせていただくという大きなお役目も、皇后さまのお優しいお支えとお励ましのお言葉がなかったとうてい遂行できるものではなく、いつもこころから感謝しながら現在に至っております。




★お側にお仕えするものとして、申し上げるといたしましたら、どうぞお体を大切になさっていただきたい、ただ、そう願うだけでございます。

                     
   ※植田いつ子=美智子皇后デザイナー(別冊週刊女性・ご成婚40周年記念号より)
 

デザイナーが記す皇后さまのひととなりは、結構、皇后さまご本人を表していると思う。
そして、皇后さまのお考えが服作りに大きく反映していることがよくわかる。



★皇后さまと一口に申し上げますけれども、私たちの心の中には、日本の国の崇高な美しさを持たれた女性、妻として、お母さまとしてのやさしさと、理知的な明るい国際的な女性というお姿があって、デザインを考える時には、このことを幾度か思い、何度自分に確かめてみたことでしょう。

★初めてお目にかかったのは、1952年の夏、那須の御用邸で、今から33年も前のことで、緊張していた私に、少しでも寛ぎをと思われたのでしょう。ちょうど天皇陛下に、ご進講を申し上げていた弟(松井明)と同じ時間を考えられ、一緒に来るようにご伝言がございました。お目にかかる前から、私は、皇后さまのお心遣い、人への思いやりの深さに不安を少し和らぎ、弟と二人で汽車で那須に向かったのでした。

★布地の見本をお見せしたり、スタイルをご相談したり、私たちの洋服を考える時と変わりなく楽しい一時となりました

★デザインとなると、皇后さま個人の表現ではなく、催しにふさわしく、その場の雰囲気に溶け込みながら、皇后さまが明るく、みなと一緒に浮彫になられるという全体を考えたデザインを望まれるのだと言うことがわかり強く責任を感じるようになりました。
一年後に、エリザベス女王のデザイナー、ノーマン・ハートネル氏とロンドンで話し合った時、意見は全く一致したのでした。

★お仮縫いの時などは、一般の人々よりよほど、じっと立っておられ、こちらが仮縫いしやすいようにお心遣いをして下さり、恐縮するほどでした。

当時は、お肥りになっていらっしゃったので、何とか少しでも細くお見えになるようにと、私の方が夢中になって苦心していると、心を読みとられ、肥っているから、やりにくいのでしょう、と励まして下さったり、もう少し細ければよいのにとおっしゃったり、こちらが恐れ入ることもございました。女官さま方の前で私に恥をかかせないようにとの思いやりのお心の現れとして感謝しております。

★また、お言葉は、常に語尾が柔らかく、絶対に命令的なお声を伺ったことがないのです。

★誰ひとり、堅い言葉で確認することなく、暖かい信用でことが運ばれていったことには教えられることが数々ありました。

★お仮縫い日についても、当時、関西に住んでいた私のことを考えて、決して、何日に来て下さい、と決定的におっしゃらず、お仮縫いの日取りなどに困ったことは一度もなく、自然に日が決まり、万事がこのようにして進んでまいりました。

★国体などでご旅行の時は、先方で手の懸らないようにと考えられたり、こちらで前年と同じお洋服ではと心配申し上げることもある位、贅沢はなさいません。

★お仮縫いの時には、皇后さまのお孫さまのご誕生年が、偶然私の孫と同じで、一人のおばあさまとして、お話が弾んで笑ったこともございました。

★お正月のお年賀をお受けになられる時のお姿で、三笠宮妃殿下のお打掛に、皇后さまがお手持ちの布を贈物とされ、(略)三年間は同じお召し物でお出ましになった事を伺い、その年のお年賀のお姿は、お揃いで舞台のようにまとまった美しさだったと、当時の吉田首相、犬養法相などからもうかがって大変うれしく思いました。

★皇太子さまご成婚の時には、皇后さまのお召し物から美智子さまに贈られるドレスまでみな作らせていただきました。
その時にはまだ豊明殿も完成しておらず、お部屋の面積、お客さまの人数とお立場によって異なるトレーンの長さも加えてご一緒に計算して皇后さまのトレーンの寸法をお決めしたことも記憶に新しく、数々の思い出は、時を経るに従って私の心に深く刻まれております。

人々への心遣いとは、感受性が強く、現在と共に次に来ることを予期して、常に頭を回転させなければならず、温かい気配りと理知的な素早い感性とが必要です。お心遣いがどんなにか天皇陛下のお心の支えとなり、あのきびしい不安な時代をお二人でのりこえて来られたことかと、頭の下がる想いでございます。




★いつまでもお若く、お美しく、みんなの敬愛する皇后さまとして陛下と共に支え合いつつ、ご健康でお幸せにと願うのみでございます。

              ※田中千代=香淳皇后のデザイナー(昭和史の皇后さまより)
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某掲示板で知り合って、メールをやりとりするようになった仲良し?人組です。
考え方はそれぞれですが、皇太子様御一家を陰ながら応援したい気持ちは一致しています。
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